最初の学生さんを獲得するまでにやったこと|オンライン日本語教師のリアルな話
登録したはいいけど、最初の学生さんってどうやって来るの?ずっと待つだけ?
「登録したけど、いつ最初の学生さんが来るんだろう…」
始めたばかりのころ、一番不安なのがここですよね。プロフィールを作って、あとはただ待つだけでいいのか。何か動いた方がいいのか。
この記事では、私が最初の学生さんを獲得するまでにやったことと、初回レッスンで意識したことを正直にまとめます。
私はPreplyに登録して数日以内に最初の予約が入りました。
運もあったと思いますが、意識したことがいくつかあります。
参考になれば嬉しいです。
Ami(フリーランス日本語教師)
海外・オンラインでの日本語教育経験あり。
現在はデンマークから世界中の学習者に日本語を教えています。
これまでに3000回以上のレッスンを担当してきました。
- プラットフォームの新規優遇システムについて
- 最初にやるべきこと
- 専門を絞ることの大切さ
- 初回レッスンで意識したこと
- 褒め方の注意点
1. 登録直後が一番のチャンス
プラットフォームによっては、登録したばかりの新規教師を優先的に上位表示してくれる仕組みがあります。
Preplyはまさにこれで、登録直後は「新規教師」として多くの学生さんの目に触れやすい場所に表示されます。つまり、登録してすぐが一番多くの人に見てもらえるタイミングです。
- Preply:登録直後は新規として優先表示される
- italki:新規教師向けのセクションがあり、露出しやすい
- Cafetalk:新規講師のピックアップ機能がある
この「新規優遇期間」をうまく使えるかどうかが、最初の学生さん獲得の大きなカギになります。
登録してからプロフィールをゆっくり作っている間にも、この期間は過ぎていきます。登録前にプロフィールの内容を考えておいて、登録と同時に完成した状態で公開するのが理想です。
登録してすぐが一番見てもらえるなら、準備してから登録した方がいいんだ!
そうなんです。私は登録してから数日以内に最初の予約が入りました。
新規期間に目に留めてもらえたのが大きかったと思っています。
プロフィールを整えてから登録するのが断然おすすめです。
登録直後が一番見てもらえる期間。
プロフィールを準備してから登録して、この期間を最大限に活かす。
2. 専門を絞ることが最初の近道
最初から「どんな学生さんにも対応します」としてしまうと、準備が大変になって長続きしにくくなります。
私が最初に決めたのは、教える対象を絞ることでした。
- 教える内容:「みんなの日本語」を使った初級レッスン(JLPT N5・N4を目指す方)
- フリートーク:趣味や興味が幅広いので、どんなトピックでも話を広げられる
- 教えないと決めたこと:上級文法のレッスン・子ども向けレッスン
上級や子ども向けも対応しようとすると、準備するものが全然違ってきます。初心者のうちからそれをやろうとすると、自分が回らなくなります。
同じ初級レッスンを繰り返すことで、その分野の質がどんどん上がっていきます。同じ教科書を何度も教えると、どこで学生さんが詰まるか、どう説明するとわかりやすいかが自然と身についてきます。
絞ったら学生さんが集まりにくくならない?
逆なんです。絞った方が「この先生はこれが得意」というのが伝わりやすくて、ぴったりの学生さんが集まりやすくなります。
長く続けたいなら、最初から全部やろうとしない方がいいと思っています。
最初から全部対応しようとしない。
得意な分野に絞ることで、質が上がり長く続けられる。
3. 初回レッスンで意識したこと
最初のレッスンは、どうしても緊張します。でも、緊張しているように見えるかどうかは、意外とコントロールできます。
私は日本語教師を始める前に塾の教師として働いていた経験があったので、そこで学んだことを意識していました。
- 自信があるように見せる(堂々と、にこやかに)
- ゆっくり、はっきり話す
- 小さい声・早口にならない
- 明るい表情を保つ
- 照明を明るくして、安心感のある雰囲気を作る
一番気をつけていたのは、小さい声で早口にならないことです。
日本人相手でも聞き取りにくいのに、日本語を勉強している人には本当に何も伝わりません。ゆっくり、はっきり話すだけで、それだけで「この先生わかりやすい」と思ってもらえます。
緊張すると早口になっちゃうから、気をつけないとだな…。
緊張すると時間感覚もおかしくなるんですよね。
あっという間に終わるか、逆に時間が余りすぎてしまうか、どちらかになりがちです。
私はざっくりとしたタイムスケジュールを事前に作って、目安として持っておくようにしていました。
自信があるかどうかより「自信があるように見せられるか」が大切。
ゆっくり・はっきり・明るく。この3つだけでも印象は大きく変わる。
4. 褒め方には気をつける
学生さんを褒めることは大切です。でも、褒め方を間違えると逆効果になることもあります。
私が最初から気をつけていたのは、小さいことで褒めすぎないことでした。
- 当たり前のことで褒めすぎない
- 学生さんが「自分で考えて」できたことを褒める
- リピーターの場合、前回との成長を具体的に褒める
- 子ども扱いするような褒め方は避ける
学習者は子どもではありません。「こんにちは」が言えただけで大げさに褒められても、逆に馬鹿にされているように感じる人もいます。
褒めるなら、本人が努力した部分・成長した部分を具体的に。「前回できなかった助詞の使い方、今日はすんなり言えましたね」のように、変化に気づいていることを伝えると、学生さんもしっかり受け止めてくれます。
褒めればいいと思ってたけど、褒め方にもコツがあるんだ。
そうなんです。褒めることは大切ですが、内容が薄いと逆効果。
学生さんが本当に頑張ったところを見つけて、そこに触れるのが一番伝わります。
褒めすぎは逆効果。
具体的に・成長した部分を・対等な立場で伝えることが大切。
5. 緊張は慣れる、でも準備は手を抜かない
初回のレッスンは誰でも緊張します。私も最初は緊張しました。
でも、緊張を減らす方法はあります。それは準備を丁寧にしておくことです。
- 自己紹介の流れをざっくり決めておく
- 学生さんに聞きたい質問を用意しておく
- タイムスケジュールをざっくり作っておく
- 予測できる質問への答えを準備しておく
- 照明・カメラ・音声をレッスン前に必ず確認
特に大事なのが、タイムスケジュールを作っておくことです。
緊張していると、時間感覚がおかしくなります。あっという間に終わってしまって「もう話すことがない…」となったり、逆に時間が余りすぎて焦ったり。ざっくりでも目安があれば、落ち着いて進められます。
緊張するのは慣れるまで仕方ないんだね、安心した。
そうなんです。回数を重ねれば必ず慣れます。
でも「慣れるまで雑に」ではなく、一回一回を丁寧に準備することが、結果的に慣れを早めてくれると感じています。
緊張は慣れる。でも慣れるまでが勝負。
準備を丁寧にすることで、緊張していても堂々と進められる。
まとめ
最初の学生さんを獲得するまでのポイントをまとめます。
- 登録直後の新規優遇期間が最大のチャンス
- プロフィールを準備してから登録する
- 教える分野を絞ることで長く続けられる
- 初回は「自信があるように見せる」ことを意識する
- ゆっくり・はっきり・明るく話す
- 褒め方には気をつける、具体的に・対等に
- 準備を丁寧にすることで緊張をコントロールできる
最初の一歩はどうしても不安ですが、準備と意識で多くのことがカバーできます。
完璧な先生でなくていい。誠実に準備して、堂々と目の前の学生さんと向き合うこと。それだけで、最初の学生さんとの関係はきっとうまくいきます。
私も最初は不安でいっぱいでした。
でも一回やってみると、次からはぐっと気持ちが楽になります。
まず一歩踏み出してみてください。
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