日本語を教え始めたいけど、生徒さんがどんなところで詰まるのか知っておきたい!

日本語って、外国人から見るとどこが難しいんでしょう?「日本語は難しい」とよく言われますが、実際に教えていると「あ、ここで全員つまずく!」という共通のポイントが見えてきます。

私はPreplyでオンライン日本語を4年教えてきて、ヨーロッパやアメリカの生徒さんと毎日レッスンしています。最初はひらがなも知らなかった人が、今ではN3に合格したり、実際に日本旅行を実現させたりしているんですが、その道のりでみんなほぼ同じポイントで躓くんですよね。

Ami

「あ、またここで詰まった!」って思うポイントが確実にあります。今日はそれをまとめて正直に話しますね。

🖋 この記事を書いた人

Ami(フリーランス日本語教師)
海外・オンラインでの日本語教育経験あり。
現在はデンマークから世界中の学習者に日本語を教えています。
これまでに3000回以上のレッスンを担当してきました。

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📋 この記事でわかること

・外国人学習者が特によく間違える日本語5つのポイント

・実際のレッスンで見た具体的な間違い例

・どうしてそこで詰まるのかの理由

1. い形容詞・な形容詞の活用が混ざる

日本語の形容詞には「い形容詞」と「な形容詞」の2種類があります。この2つ、見た目は似ているのに活用のルールが全然違うんです。

📋 よくある間違いパターン

・「きれいくない」→ 正しくは「きれいじゃない」

・「可愛いじゃない」→ 正しくは「可愛くない」

・「静かくない」→ 正しくは「静かじゃない」

「きれい」「静か」はな形容詞なので否定は「じゃない」。でも「可愛い」「高い」はい形容詞なので「くない」。この使い分けが本当によく混ざります。

「きれい」って「い」で終わってるから、い形容詞じゃないの?

Ami

これが罠なんですよね!「きれい」は「い」で終わっててもな形容詞。生徒さん全員ここで「え、なんで!?」ってなります(笑)

📌 ポイント

「きれい・静か・好き・嫌い」はな形容詞。見た目に騙されないように注意!

2. 「は」「が」「に」の助詞の混同

助詞の使い分けは、日本語を学ぶ外国人全員が通る難関です。特に「は」と「が」の違いは、日本人でも説明が難しいくらい複雑。

📋 よくある間違いパターン

・「私が学生です」→ 文脈によっては「私は学生です」が自然

・「駅に行きます」と「駅で降ります」の「に」「で」の混同

・「日本語が好きです」と「日本語は好きです」のニュアンスの違い

「は」はトピックを示し、「が」は主語を強調するというのが基本ですが、実際の会話では感覚で使い分けているところも多くて、ルールだけで覚えようとすると余計にこんがらがります。

「は」と「が」ってどう違うんですか?説明できません…

Ami

これはベテラン教師でも完全に説明するのが難しいポイントです。私はたくさんの例文を一緒に読む方法で教えています。

📌 ポイント

助詞は理屈よりも「大量の例文に触れる」ことで自然に身についてくる。

3. カタカナ英語が読めても意味がわからない

これは毎回ちょっと笑ってしまうエピソードがあります。生徒さんがカタカナを一生懸命読んで「先生、これなんですか?」と聞いてくる。でも実はそれ、英語なんです。

📋 よくある混乱の例

・「テレビ」「ラジオ」「コンピューター」などの定番カタカナ語

・「スマートフォン」を読んでも smartphone と気づかないことも

・「アイスクリーム」を読んでも ice cream と結びつかない

カタカナの発音が英語の発音と全然違うから、同じ言葉だと気づかないんですよね。私が英語の発音で言い直すと「あー!!」って顔が一気に明るくなります。この瞬間が地味に好きです(笑)

カタカナって英語からきてるんだから簡単なんじゃないの?

Ami

全然そんなことないんです!英語話者でも「テレビ=television」って最初は結びつかないみたい。発音が変わりすぎてて(笑)

📌 ポイント

カタカナ英語は「英語を知っているから簡単」ではない。発音の違いに慣れる練習が必要。

4. 数え方(助数詞)がわからない

日本語には「一本・一枚・一匹・一杯…」のように、数えるものによって数え方が変わる「助数詞」があります。これが外国人学習者にとってかなり難しいポイントです。

📋 助数詞の例

・細長いもの → 一本(ペン・木・電話)

・薄いもの → 一枚(紙・お皿・シャツ)

・生き物 → 一匹・一頭(犬・猫・牛)

・コップの飲み物 → 一杯

英語では “one” だけで全部済むのに、日本語は形や種類によって使う言葉が変わる。最初は本当に混乱します。

なんで同じ「1つ」なのに言い方がこんなに違うんですか…

Ami

実は日本人も全部完璧には覚えてないですよ!間違えながら少しずつ覚えれば大丈夫、って伝えてます(笑)

📌 ポイント

助数詞は完璧に覚えようとしなくていい。よく使うものから少しずつ慣れていこう。

5. 丁寧語と普通体の混在

日本語には「食べます」(丁寧)と「食べる」(普通体)があります。初心者はみんな丁寧語から学ぶのですが、少し慣れてくると普通体が混ざりはじめて、1文の中でどっちも使ってしまうことがよくあります。

📋 よくある混在パターン

・「今日学校に行って、友達に会いました、楽しかった。」(丁寧と普通が混在)

・友達へのLINEで「明日どこに行きますか?」と敬語を使い続ける

・先生に話すときに普通体が出てしまう

これ、レベルが上がってくる途中のタイミングで必ず出てきます。成長の証でもあるんですけどね。

丁寧語と普通体、どっちを使えばいいかわからなくなります…

Ami

「誰と話すか」で使い分けるのを意識するだけでだいぶ変わります。友達ならタメ口OK、先生や初対面は丁寧語、ってルールで最初は覚えてもらっています。

📌 ポイント

「誰と話すか」を意識するだけで丁寧語と普通体の使い分けがぐっと楽になる。

まとめ

4年間教えてきて、外国人学習者が特につまずくポイントはほとんど同じです。でも、みんな同じところで詰まりながらも、少しずつ乗り越えて上達していきます。私の生徒さんの中には、ひらがなゼロからスタートして今はN3に合格した人や、日本に実際に旅行しに来た人がたくさんいます。

📋 この記事のまとめ

・い形容詞・な形容詞の活用は見た目と違うことがある(きれいはな形容詞!)

・「は」「が」「に」の助詞は例文をたくさん読んで感覚をつかむのが近道

・カタカナ英語は発音が変わりすぎて英語話者でも気づかないことがある

・助数詞は全部覚えなくていい、よく使うものから少しずつ

・丁寧語と普通体は「誰と話すか」で使い分けを意識する

Ami

「間違えること」が上達の一番の近道です。私の生徒さんも全員そこを通ってきました。一緒にがんばりましょう!

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