Amiさん、日本語教師って大変なこともあるんじゃない?辞めたくなったりしないの?

「オンライン日本語教師って、ずっと楽しいんでしょ?」

そう思われることが多いですが、正直に言うと、**「もう辞めたい…」**と思った瞬間は何度もあります。

疲れすぎて限界だった時、
変な学生さんに当たって萎えた時、
レッスンがパタッとなくなって不安だった時、
趣味にハマりすぎて集中できなかった時。

楽しいだけじゃないのが、この仕事のリアルなところです。

今日は、そんな「辞めたくなった瞬間」を正直に5つ、お話しします。
そして最後に、それでも私が日本語教師を続けている理由も一緒にお伝えしますね。

🖋 この記事を書いた人

Ami(フリーランス日本語教師)
海外・オンラインでの日本語教育経験あり。
現在はデンマークから世界中の学習者に日本語を教えています。
これまでに3000回以上のレッスンを担当してきました。

👉 詳しいプロフィールはこちら

Ami

今は「辞めたい」と思わずに楽しく続けられています。
でもそこまでには、いろんな時期があったんです!

📋 この記事でわかること
  • オンライン日本語教師の「辞めたくなる瞬間」のリアル
  • 疲れた時・萎えた時どう乗り越えたか
  • それでも続けられている理由
  • 長く楽しく続けるためのコツ

1. ヨーロッパの日本語学校時代、子どもクラスから外れたかった

最初に「もう担当外れたい…」と思ったのは、ヨーロッパの日本語学校で教室レッスンをしていた時です。

この学校では、大人のクラスと子どものクラス、どちらも担当していました。

大人のクラスは本当に楽しくて、毎回「今日もいいレッスンができた!」と思える時間でした。
問題は、子どものクラスです。

📋 子どもクラスで大変だったこと
  • じっと座っていてくれない
  • 日本語より遊びたい子が多い
  • 大声で叫ぶ、教室を走り回る
  • 授業中に他の子にちょっかいを出す
  • 毎回、授業を成立させるだけで精一杯

子どもたちに日本語を教える、というより、授業をどう成立させるかで必死な時間でした。

準備したアクティビティは、子どもたちのテンションによって一瞬で崩壊することもあって、毎回「今日もなんとかなりました…」と疲れ果てて帰る日々。

子どもって元気だもんね…想像しただけでも大変そう!

Ami

大人のクラスは楽しいのに、子どもクラスはほんとに毎回心が折れそうでした。
「担当外してほしいです」って、本気で何度も思いました・・・

続けられた理由

それでも辞めずに1年間続けられたのは、同僚の先生たちの存在がとても大きかったです。

授業が終わった後、職員室で「今日こんなことがあってさ〜」と話を聞いてもらえる。
同じように苦労している先生たちが、「わかるわかる、うちのクラスも今日やばかったよ」って共感してくれる。
ベテランの先生から「こうやってみたら?」とアドバイスをもらえる。

一人で抱え込まずに済んだから、なんとか踏ん張れました。

あとは、ごく稀に子どもたちがちゃんと日本語を覚えて使ってくれた瞬間
「こんにちは、せんせい!」と元気に挨拶してくれたり、覚えたての単語を嬉しそうに使ってくれたり。
その一瞬のために、なんとか1年間続けられた気がします。

Ami

子どもクラスの経験は本当にしんどかったけど、
今思えば、あれを乗り越えたから、どんな学生さんが来ても動じなくなりました!

2. オンラインを始めたばかり、レッスンを詰め込みすぎた時

次に辞めたくなったのは、オンライン日本語教師として活動を始めたばかりの頃です。

日本に戻って、オンラインでレッスンを始めた私は、とにかく学生さんを増やしたくて、来たレッスンは全部受けていました。

結果、いちばん忙しかった時は、1日12時間レッスンをしていた日もあります。

📋 当時の1日のスケジュール
  • 朝起きて、すぐパソコンの前へ
  • 1レッスン1時間、ほぼ休憩なしで連続
  • ご飯を食べる時間もない
  • トイレに行く時間もギリギリ
  • 1日が終わるとヘトヘト

レッスンとレッスンの間は、5分や10分しかありません。
次の学生さんのレジュメを確認して、前のレッスンのメモを書いて、水を一口飲んで、すぐ次のレッスン。

ご飯は、レッスン中にこっそり飲めるスープくらい。
ちゃんと座って食べる時間なんて、1日のうちにほとんどありませんでした。

12時間ぶっ通しって、人間できる量じゃないよね…

Ami

今思うと、ほんとによくやってたなと思います(笑)
当時は「レッスンが入るうちに稼がなきゃ」って気持ちが強くて、限界まで詰め込んでました!

体より心がしんどかった

体も疲れたけど、それ以上に心が疲弊していたのを今でも覚えています。

  • どの学生さんと何を話したか覚えられない
  • 1日が終わると、頭が真っ白
  • 翌日のレッスンを考えるだけで憂鬱
  • 「もう無理かも…」と思う日が増えてきた

学生さんとのレッスンは楽しいはずなのに、疲れすぎて楽しめない
本末転倒だなって、ある日ふと気づきました。

乗り越え方:思い切って本数を減らした

このままじゃ続かないと思って、思い切ってレッスンの上限を決めました

「1日〇本まで」と自分でルールを作って、それ以上は新規の予約を受けない。
最初は「収入減るかな…」と不安でしたが、結果的にちゃんと休めたことで、1レッスンのパフォーマンスが上がったんです。

疲れた状態で12本やるより、元気な状態で6本やる方が、学生さんにもちゃんと向き合える。
これに気づいてから、働き方がガラッと変わりました。

Ami

稼ぎたい気持ちはすごくわかります。
でも、自分が倒れたら全部終わりなんですよね。
長く続けるためには、休む時間を自分から確保しないとダメだって学びました!

3. 変な学生さんに当たりまくった時

次に辞めたくなったのは、変な学生さんに立て続けに当たった時期があった時です。

オンライン日本語教師をしていると、あるプラットフォームでは体験レッスンの予約が誰からでも入れる状態になっていて、いろんな人がレッスンを予約してきます。

その中には、残念ながら**「え、何しに来たの?」という学生さん**もいました。

📋 実際にあった「え?」なレッスン
  • ナンパ目的で来る人(日本語を学ぶ気ゼロ)
  • タバコを吸いながらレッスンする人
  • 友達と喋りながら参加する人
  • 背景がベッドの中で寝転がって入ってくる人
  • 無言で画面オフのまま入ってくる人

体験レッスンなのに、準備してきたテキストも自己紹介も全部無意味。
「この1時間、私は何をしているんだろう…」と心の中でため息をついていました。

え、本当にそんな人いるの!?体験レッスンでタバコはさすがに引く…

Ami

最初の頃は本当に萎えて、「私の1時間返して!」って心の中で叫んでました(笑)
今は笑い話にできるけど、当時は本気でショックでしたよ!

特にショックだったのは「ナンパ目的」

一番萎えたのは、最初から日本人女性と話したいだけで予約してくる人です。

こちらは真剣に日本語を教える準備をしてきているのに、レッスンが始まった途端に「彼女いるの?」とか「今度会えない?」みたいな質問。

**「私の時間、なんだと思ってるんだろう」**と悲しい気持ちになりました。

体験レッスンとはいえ、こちらは真剣にその人のレベルや目的を考えて、教材を準備しています。
それを踏みにじられる感覚が、本当に辛かったです。

乗り越え方:きっぱり断る勇気を持った

最初の頃は、何とか真面目にレッスンしようと頑張っていました。
でもある日、「これは私が我慢する必要ない」と気づいたんです。

今は、明らかに学ぶ気のない学生さんには、

  • レッスン中でも「日本語を勉強する時間ですよ」とはっきり伝える
  • あまりにもひどい時は、レッスンを途中で終了する
  • プラットフォームに報告する

ちゃんと自分を守る方法を取るようにしています。

Ami

教師だから我慢しなきゃ、って最初は思ってました。
でも違うんです。お互いの時間を大切にするために、ダメなことはダメって言う。
これって自分を守るためにもすごく大事な力です!

今は笑い話にできる

今振り返ると、変な学生さんのエピソードは全部ネタになっています。

同僚の日本語教師仲間と「こんな人いたよ〜」って話すと、みんな「わかる!私も!」って共感の嵐。
「あの人どうしてた?」って盛り上がることも。

全部が勉強のネタで、全部が今の自分の糧になっています。

4. レッスンがパタッとなくなった時

次に辞めたくなったのは、レッスンが急に減った時期です。

オンライン日本語教師の収入は、学生さんの数に直結します。
つまり、学生さんの都合でレッスンが減ると、そのまま収入も減ってしまうんです。

特に大きな影響を受けるのが、ヨーロッパの夏休みシーズン

📋 夏休みの学生さんたちの動き
  • 「2ヶ月間、家族で旅行に行きます」
  • 「夏の間は祖父母の家に滞在します」
  • 「バカンスなのでレッスン休みます」
  • 「9月にまた戻ってきます!」

ヨーロッパの夏休みは本当に長くて、2ヶ月くらい丸ごと休む学生さんが何人もいるんです。

日本の感覚だと「長くて2週間くらい?」と思うかもしれませんが、ヨーロッパでは夏は家族とゆっくり過ごすのが当たり前。
日本語のレッスンもその間ストップするのが普通です。

2ヶ月も休むんだ!?それは結構レッスン減るね…

Ami

そうなんです、これがフリーランスオンライン日本語教師のリアルな一面です。
正直収入が減るのは不安でした!

時間はできた、でも心は不安

レッスンが減ると、当然自分の時間がたくさんできます

  • ゆっくり朝ごはんが食べられる
  • 散歩する余裕がある
  • 趣味の時間が取れる
  • 体を休められる

これはこれで最高なんです。
でも、同時に**「このまま学生さんが戻ってこなかったらどうしよう」**という不安が常にあって、休んでいても心がソワソワする。

自由な時間はあるのに、気持ちが落ち着かない。
これは、フリーランスで働く人ならみんな経験することかもしれません。

乗り越え方:長期休みを前提に計画する

夏休みの件で気づいたのは、**「学生さんの都合でレッスンが減るのは当たり前」**ということ。

だったら、それを前提に計画すればいい

  • 通常月に多めに稼いでおく
  • 夏休み前に収入をプールしておく
  • 夏の間は新規学生さん獲得に力を入れる
  • 自分も休むつもりで計画する

こう考えられるようになってから、夏休みシーズンが怖くなくなりました

むしろ「自分も一緒に休もう」と割り切って、旅行したり、新しいことを学んだり、ゆっくり過ごす時期として楽しめるようになりました。

Ami

フリーランスは、収入の波があって当たり前。
それを嫌がるんじゃなくて、波に合わせて働き方を変えると、気持ちがすごく楽になります!

5. 趣味にハマりすぎて「レッスンしたくない…」と思った時

これはちょっと違う角度の「辞めたくなった瞬間」です。

私には、一度ハマると徹底的にのめり込むという性格があります。

📋 私がハマってきた趣味

  • ネイル(自分でジェルネイルをする時期)
  • 編み物(1日中編んでいたい時期)
  • 映画鑑賞(全作品を一気見したくなる)
  • 読書(寝る時間を削ってでも読みたい)

ハマっている時期は、起きてから寝るまでそればっかりやっていたいタイプです。

「レッスンの時間、惜しい…」と思ってしまう自分

特に編み物にハマっていた時期、正直に言うと、レッスンの時間が「もったいない」と感じてしまう日がありました。

  • 朝起きて、すぐ編み物の続きをしたい
  • でも10時からレッスンがある
  • レッスンが終わった後、また編み物
  • また次のレッスンが来る…

編み物をしている間、時計を見ては「あと30分でレッスンか…」と思ってしまう自分がいました。

学生さんと話すのは大好きなのに、その時だけは「あと少し編みたかった」という気持ちが先に立ってしまう。

わかる!何かにハマってる時って、他のこと全部邪魔に感じちゃうよね…

Ami

そうなんです、これは私の性格でもあるんですが、
のめり込むとそればっかりやりたくなってしまって(笑)

乗り越え方:趣味とレッスン、両方楽しめる働き方に

最初は「趣味のために仕事を減らすなんて不真面目かな」と思っていました。

でもよく考えると、趣味を楽しむ時間も人生の大切な一部
我慢してレッスンばかり詰め込んだら、心が枯れてしまいます。

だから今は、

  • 1日のレッスン数を詰め込みすぎない
  • 趣味の時間もしっかり確保する
  • レッスンの前後に好きなことをする時間を作る
  • 週に1日は完全オフの日を作る

こうやって、趣味とレッスンの両方を楽しめるバランスを取っています。

結果、レッスンの質も上がった

不思議なことに、趣味の時間をちゃんと取るようになってから、レッスン中の自分のテンションが上がったんです。

心が満たされていると、学生さんに自然と笑顔で接することができる。
今日の編み物の話を学生さんとしたり、ネイルを見せたりすることもあって、レッスンの雑談ネタも増えました。

Ami

趣味を大切にするのは、仕事の質を上げるためにも大事だと今は思っています!
自分の時間を犠牲にして働いても、長くは続けられません。
好きなことをしながら働くのが、結果的に一番いい仕事につながります!

6. それでも日本語教師を続けている理由

ここまで、辞めたくなった5つの瞬間をお話ししてきました。

でも、結局4年以上この仕事を続けられているのには、ちゃんと理由があります。

理由1:学生さんと話すのが、やっぱり好き

一番大きな理由は、学生さんと話す時間が本当に好きだということ。

📋 学生さんとのレッスンで感じる幸せ
  • 世界中のいろんな国の人と話せる
  • その人の文化や価値観に触れられる
  • 日本語を通して友達のような関係になれる
  • レッスンの合間の雑談が楽しい
  • 毎回新しい発見がある

レッスンは仕事だけど、気の合う学生さんとのレッスンはまるで友達と話しているみたい
1時間があっという間に過ぎていく感覚は、この仕事ならではだと思います。

それは確かに楽しそう!世界中の人と毎日話せるのは贅沢な時間だね。

Ami

本当にそうなんです!
デンマークの家にいながら、アメリカ、韓国、スイス、オーストラリア…
毎日世界中の人と繋がれるのって、オンラインならではの贅沢です!

理由2:学生さんの成長を見届けたい

もう一つ大きいのは、学生さんの成長を間近で見られること

体験レッスンで「こんにちは…」とたどたどしく話していた学生さんが、半年後には普通に雑談できるようになっている。
ひらがなが書けなかった学生さんが、漢字を書き始める。
「日本に行ってみたい」と言っていた学生さんが、実際に旅行に行って「先生、楽しかった!」と報告してくれる。

こういう成長の瞬間に立ち会えるのは、日本語教師ならではの喜びです。

「私もその成長の一部になれた」と思うと、本当に続けてきてよかったと心から思います。

理由3:自由な働き方ができる

日本語教師、特にオンラインで働くと、本当に自由な働き方ができます。

📋 オンライン日本語教師の自由度
  • 場所を選ばない(どこからでも働ける)
  • 時間を自分で決められる
  • レッスン数を自分で調整できる
  • 休みたい日に休める
  • 趣味や旅行と両立できる

今、デンマークで暮らしながらレッスンをしていますが、日本にいた時と全く同じ仕事ができます。
ヨーロッパを旅しながら、ホテルからレッスンすることもあります。

これほど自由な仕事は、他にあまりないと思います。

Ami

日本語教師って、昔は「安定しない」「収入が低い」と言われていました。
でも、オンラインという働き方ができた今は、本当に自由で素敵な仕事です!
自分のペースで続けられるのが、最大の魅力だと思います!

今は「辞めたい」と思わなくなった

今の働き方にたどり着くまでには、本当にたくさんの試行錯誤がありました。

詰め込みすぎて倒れかけた時期、
変な学生さんにショックを受けた時期、
収入が不安だった時期、
趣味との両立に悩んだ時期。

全部乗り越えて、今は詰め込みすぎないレッスンで、趣味もレッスンも両方楽しめるようになりました。

だから今は、「辞めたい」と思うことがほとんどありません

疲れた日はしっかり休む。
変な学生さんには毅然と対応する。
夏休みは一緒に休む。
趣味の時間も大切にする。

自分を大切にしながら続けるから、長く楽しく続けられるんだと思います。

まとめ

オンライン日本語教師として4年続けてきて、「もう辞めたい…」と思った瞬間は何度もありました。

📋 私が辞めたくなった5つの瞬間
  • ヨーロッパの日本語学校で、子どもクラスから外れたかった
  • オンライン開始直後、12時間レッスンで心身ボロボロ
  • 変な学生さんに当たって萎えた時
  • 夏休みでレッスンが激減して不安だった時
  • 趣味にハマりすぎてレッスンが惜しかった時

どれも、その時は本当にしんどかったです。
でも全部、今振り返ると乗り越えられるものでした。

続けるために大事なこと

4年やってきて感じるのは、自分を大切にしながら働くのが一番大事ということ。

  • 詰め込みすぎない
  • ダメな学生さんにはきっぱり対応する
  • 休みたい時は休む
  • 趣味や他の時間も大切にする

これを守るだけで、この仕事は本当に楽しく、長く続けられます

Amiさんの話を聞いて、少し安心しました。みんなどこかで辞めたくなることあるんだね。

Ami

そうなんです、誰だって辞めたくなる瞬間はあります
でもそれを乗り越える方法を知っていれば、この仕事は一生続けられるんです!

今、辞めたいと悩んでいる方へ

もし今、この記事を読んでいるあなたが、

  • レッスンを詰め込みすぎてしんどい
  • 学生さんに振り回されて疲れた
  • 収入が不安定で不安
  • 他のことにも時間を使いたい

と悩んでいるなら、一度立ち止まって自分の働き方を見直してみてください

体や心が限界だと感じたら、休むのは逃げじゃありません
日本語教師は、一度辞めてもまた戻ってこれる仕事です。

自分を大切にしながら、自分のペースで続ければいい。
それが、この仕事を長く楽しく続ける一番の秘訣です。

最後に

日本語教師は、今の時代、本当に自由で素敵な仕事です。

オンラインという形ができたおかげで、世界中どこにいても働ける。
自分のペースで、自分の時間を大切にしながら、好きな学生さんたちと向き合える。

辞めたくなる瞬間があっても、乗り越えた先にはもっと楽しい景色が待っています。

これから日本語教師を目指す方、今悩んでいる方に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

一緒に、自分らしい働き方を見つけていきましょう😊

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Ami
フリーランス日本語教師のAmiです!時間や場所に縛られない生き方を発信中