日本語教師になる

【日本語教師ってどんな仕事?】未経験からでも目指せる?1日の流れとやりがい

はじめに

こんにちは、フリーランス日本語教師のAmiです!

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日本語教師ってどんな仕事?資格は必要?オンラインでもできるの?

そんな疑問をもつ方に向けて、今回はフリーランス日本語教師として働いている私が、
仕事の内容ややりがい、1日のスケジュール、向き不向きなどをまとめてみました。

未経験の方でもイメージしやすいように、リアルな日常や体験談も交えてご紹介します!

日本語教師の仕事って?

日本語教師の主な仕事は、外国人に日本語を教えることです。
…とはいえ、「どこで」「どんな人に」「どうやって」教えるかによって、働き方や必要なスキルは大きく異なります。

ここでは、代表的な2つのスタイルを紹介します。

対面授業(語学学校・支援団体・大学など)

  • 学校や教室に通って、生徒と対面でレッスンを行うスタイルです。
  • 紙の教科書やプリントを使い、ホワイトボードなどを活用して授業を進めます。
  • カリキュラムや進度は学校側が決めている場合が多く、ルールや評価制度もしっかりしています。

👤 生徒の例:留学生、技能実習生、日本に住む外国人など

📌 ポイント:

  • 授業スキル(板書、発声、教室運営)が求められる
  • 他の先生との連携や職員会議がある場合も
  • 安定した働き方がしたい人に向いている

オンライン授業(Zoom・Skype・レッスンプラットフォームなど)

  • 自宅からパソコン1台で、生徒と画面越しにレッスンを行います。
  • 教材はPDF、Googleスライド、共有ドキュメントなど。
  • 時間や内容は比較的自由に組めることが多く、場所や働く時間にとらわれない働き方ができるのが特徴です。

👤 生徒の例:海外在住の社会人、日本語検定を目指す学生、日本文化に興味のある人など

📌 ポイント:

  • スライドや画面共有の工夫が必要
  • 世界中の人とつながれる
  • 自由度は高いが、すべて自分で管理する力も必要

✍ 私の実体験

私はこれまでに以下のオンラインプラットフォームを活用して日本語を教えてきました:

現在は主にPreplyで教えています。
相手の目標や状況に合わせて授業を柔軟に調整できるのが、オンライン教師の大きな魅力です!

また以前はヨーロッパの語学学校で1年間勤務しており、
そのときは対面とオンラインの両方を担当していました。
文化や年齢の違いがある中で、相手に合わせて教える力を磨いてきました。

2. 日本語教師の1日スケジュール(私の場合)

オンラインで働く、とある日のスケジュールをご紹介します。

  • 8:00 起床・朝食・メール確認
  • 9:00〜10:00 オンラインレッスン1件
  • 10:00〜12:00 教材準備・SNS投稿・ブログ作業
  • 12:00〜14:00 ランチ・休憩・散歩
  • 14:00〜16:00 オンラインレッスン2件
  • 16:00〜19:00 ネイルや、読書など趣味時間
  • 19:00〜21:00 オンラインレッスン2件

スケジュールは自分で調整できるので、集中して働く日とゆっくりする日を分けることもできます。

私の場合は、最近新規の学生さんを取っていないので、レッスンの時間は大体固定されてきました。
レッスンの数も日によって差があります。
本当に忙しい時は1日に11人(=11時間)教えたこともありましたが、最近は平均1日3、4人、くらいです。
国によって時差が違うので、どうしても同じ時間にまとめることはできませんが、
隙間時間にブログを書いたり、散歩したり、趣味の時間を過ごしたりと、私はこのスタイルが気に入っています。

ライフスタイルに合わせて「自分らしく」働けるのが、フリーランスの魅力ですね✨

3. やりがいと大変なこと

🟢 やりがい

・生徒さんの「できた!」の瞬間に立ち会える
👉 学生さんの成長は本当に嬉しいものです。特に0から日本語を学び始めた人は、1年で基本的なコミュニケーションを取れるようになるので、日本語だけで言いたいことを伝えられている学生さんを見ていると、ジーンと感動してしまうことがよくあります。

・世界中の人とつながれる
👉 日本語をきっかけに、まったく違う文化や価値観の人と深く関われるのはこの仕事ならではの魅力です。日本語教師を始めてから、こんなにも日本語に興味がある人がいるの?!とびっくりしたことを覚えています。

・教え方や教材の工夫がダイレクトに生きる
👉 スライドや説明方法を変えたら「先生のレッスンわかりやすい!」と言ってもらえたとき、自分の工夫がすぐに結果に表れる喜びがあります。


🔺 大変なこと

・レッスン準備に時間がかかる(特に最初)
👉 もちろん最初はかなり時間がかかります。私もドキドキしながら、何度もレッスンの流れを確認しました。
フリーランスの場合、カリキュラムや教材もすべて自分で用意します。私は「みんなの日本語」を使いながら、Googleスライドで文法解説や語彙スライドを自作し、半年かけて全レッスン分を完成させました。今ではそのスライドを使い回せるので、初級レッスンの準備時間はゼロです!

・収入や時間を自分で管理する必要がある
👉 フリーランスだと、安定収入を得るまでに時間がかかる場合もあります。スケジュール調整や請求などもすべて自己管理です。

・在宅中心だと、人と話さない日もある(孤独感)
👉 その分私は学生さんとお話しする時間をとても楽しみにしています。
ここ数年は日本人と話す時間より、学生さんと会話する時間のほうが圧倒的に多いです。
定期的に会う日本人の友達と話す時は、反動でマシンガン関西弁トークになってしまうのは日本語教師あるあるかも知れません🥺

4. 向いている人・向いていない人

🟢 向いている人

・教えることが好き
👉 相手の「わかった!」という瞬間にやりがいを感じられるタイプ。どうやったら理解してもらえるか、工夫を凝らしながら根気よく教えられる人は特に向いています。

・人と話すのが好き・相手に興味がある
👉 言葉だけでなく、文化や価値観の違いも含めて「相手を知ること」にワクワクできる人にぴったりです。日本語上達のためのレッスンなので、あくまでも主役は学生です。教師3:学生7くらいの会話量を目安にしています。

・柔軟に対応できる(文化や性格の違いに寛容)
👉 日本とは違う価値観や習慣に出会う場面も多いので、ちょっとした違いを楽しめると強みになります。時間に遅れたり、車内からレッスンを受ける人もいたりします。初めは驚きましたが、自分が本当に嫌だと思ったこと、日本では失礼なので直した方がいいと思ったことは直接はっきりと伝えています。


🔺 向いていない人

・変化やイレギュラーが苦手
👉 生徒によって進み方や反応が違うのは日常茶飯事。毎回同じ授業をしたいタイプには少し大変かも。同じ説明でも理解できる人とできない人がいます。そんな時に柔軟に楽しんで対応できる人だといいですね!

・自己管理ができない
👉 特にフリーランスの場合、スケジュール調整や教材準備はすべて自分で行う必要があります。

・指示がないと不安になるタイプ
👉 教室や上司の指示がなくても、自分で考えて動けることが求められる場面が多いです。

5. よくある質問(Q&A)

Q. 資格は必要ですか?
→ オンラインでは資格がなくても始められるプラットフォームがあります。
ただし、語学学校や大学などでは日本語教育の資格(420時間講座修了・大学の専攻・日本語教育能力検定試験合格など)が必要です。

Q. どこで働けますか?
→ オンライン:Preply、Cafetalk、Amazing Talkerなど他にもたくさんのプラットフォームがありますよ!
→ 対面:語学学校、日本語学校、地域の支援団体、大学など

Q. フルタイムでもできますか?
→ 可能です。レッスン数を調整すれば、本業にも副業にもできます。
 私もフルタイムに近い形で働いています。(現在はちょっと減らしています)

まとめ

今回は、「日本語教師ってどんな仕事?」というテーマで、私の経験をもとにご紹介しました。

日本語教師は、教える楽しさと人とのつながりを感じられる素敵な仕事です。
そして、フリーランスでも未経験からでも始められる方法があります。

このブログでは、これからも「日本語教師のなり方・働き方」について発信していきますので、
気になった方はぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!

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Ami
フリーランス日本語教師のAmiです!時間や場所に縛られない生き方を発信中